ヨックモック

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ヨックモックは、代表的な葉巻状の菓子「シガール」で有名です。ヨックモックは、1934年に藤縄商店として創業しました。現社名である「ヨックモック」は、スウェーデン北部にある町の名前です。創業者で、菓子職人であった、富山県出身の藤縄則一が訪問したスウェーデンの街の名前から命名しました。

1957年には東京都足立区梅島に東京工場を置き、関東圏への供給を開始しました。1969年には、百貨店向けの菓子販売会社として、初代の株式会社ヨックモックが設立されます。この年の11月に「シガール」が販売開始されました。1972年に、栃木県日光市に今市工場を置きました。1978年には、東京都港区に本社ビルが建設されました。1979年には、栃木県鹿沼市に粟野工場(現:鹿沼工場)が置かれました。1984年に株式会社ステージワイツウを設立します。

2006年には、東京都千代田区九段北に本社を移転します。2009年には、今市工場を運営する株式会社ヨックモック今市が、初代株式会社ヨックモックを吸収合併します。そして、新たに株式会社ヨックモックを設立しました。一か月後の2009年10月には株式会社ステージワイツウが、株式会社ヨックモックホールディングスに商号変更し、持株会社となりました。翌年の2010年には、株式会社ヨックモック今市が、株式会社ヨックモック東京(東京工場)と株式会社ヨックモック粟野(粟野・鹿沼工場)を吸収合併し、株式会社ヨックモッククレアとして商号変更を行いました。

このように、株式会社ヨックモックホールディングスが持ち株会社であり、グループ企業の不動産管理を行うとともに、本業である菓子製造は株式会社ヨックモックが担う形になっています。さらに、生産工程は株式会社ヨックモッククレアが担うことになりました。





技術経営の手帳 · 技術の統治と人間の統治

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技術(technology)は、人類に様々な可能性を与えてきた。その範囲と影響力の大きさは限度がなくなりつつあるようにみえる。

しかし、技術は自らの意思を持つわけでも、それ自体で成長したりすることもできない。技術は統治することもできる存在である。

技術が人類によって統治可能だからといって、その統治を行えるというわけではない。

技術は、そもそも知識である。知識は人間と切り離して存在することはできない。

そして、技術は科学とは異なる。技術はあくまで科学知識を人間の特定の目的のために再構築したものである。

故に、技術は二重の意味で人間社会から切り離すことができない存在である。

このように人間と切り離すことができないという性質から技術は統治が困難になっている。人間は不可思議の塊で、さらにその人間が複数人集まれば週癌・社会が形成される。

人間一人でも予測や統治が難しいが、社会という単位になるともはや統治は部分的にしかできない。完全に人間や社会を統治するという幻想を持つのが全体主義である。

統治の対象が人間・社会であれば、部分的にでも統治できているのであるから問題ないが、技術は完全統治できなければ問題が生じる。

なぜなら、技術は一粒でも取りこぼせば社会全体、人類の命運を途絶えさせるような力を持っているからである。

技術を統治することは今後、人類の歴史を永らえさせるために構築せねばならない知識なのだ。



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